方法は1つではない

●みけ柄のねこ wrote

はじめまして、4月より入社致しました。『みけ柄のねこ』こと みけ と申します。
入社からは少し経ちました。まだまだ学ぶ事の方が多いですが、周りの方々にご教授頂きながら日々精進して1日でも早く成長していきたいと思っております。

先日、花火大会に行きました。
毎年行っているわけではないので、何をどう準備していいのか今ひとつピンときません。

そこで、困った時のスマホ頼みです。花火大会に行くと決まったその瞬間にスマートフォンを取り出し、
インターネットに上がっている情報を収集の結果、4つの必要な情報を入手することができました。
・花火を見ることができる場所の範囲確認
・現地集合は避けるほうが良いということ(人が多すぎて合流が困難になってしまう為)
・身体を冷やせるものの準備(花火開始は夜ですが、人が集まり蒸し暑くなる為)
・帰路の準備をしておくこと(帰りは込み合うので切符等の確保をしておくと効率的)

考えてみればどれも当たり前のことでしょうが、調べていなければ冷たい飲み物等は事前に準備することなく、現地でコンビニを探し長い列を並ぶか、出店で普段の1.5倍ほどの価格で買うことになっていたと思います。

事前に調査を行い必用な情報を収集していたので、花火大会当日は集合から帰宅まで円滑に進め楽しむことができました。

帰宅後、花火大会について検索していると、SNSに写真をあげる人たちも出てきました。
そうすると当然ながら自分が見たものと違う角度から撮影されたものもあります。
花火なのでどの角度からでも見えるのですが、打ちあがった瞬間に一番きれいに見ることが出来る角度、いわば花火の正面と思われる角度がありました。

事前にスマートフォンで調べた際に有料座席がある旨の情報もありましたが、他の場所からでも十分にみることができると思い今回は有料席を選択していませんでした。
しかし、有料席の有無は知っていてもその席が花火の正面の位置にあるとは知りませんでした。
当日の段取りを決めている際に、その情報が欲しかったと思いました。
選択がどのみち同じだとしても、情報を知った上で選択したかったです。
情報量で過程が違ってきます。過程が違えば工数も違います。

以前、会社の研修中に「何かを選ぶ場合は、全ての候補を全て出してから最善のものを選んでください、候補は全て出し切らなければその候補が最善なのか断言することができません。」というような言葉をいただきました。
実際に業務をする際にも、方法は1つではない場合が多々あります。
1つ目や2,3個目の方法を考え満足していると、工数がかからない最適な方法を見逃してしまうかもしれないと思いました。

きっかけは花火大会ですが、今回の件で計画を建てること、情報収集の幅は広くすることの重要性やその際に注意するべきことを改めて考え直しました。

そのことから、社会人として業務の際には、情報収集をきちんとしてから、計画を建て、効率よく最善を選択し会社に貢献していきたいと思います。